先日、1月の花あそびレッスンで主役として登場した「クリスマスローズ」。
「名前は知っているけれど、実は詳しいことは知らない…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、そんなクリスマスローズの豆知識や魅力をお伝えします!

本当のクリスマスローズとは?

クリスマスローズは、その名前からバラ(=ローズ)の仲間と思われがちですが、クレマチス、オダマキ、フクジュソウなどと同じキンポウゲ科に属する宿根草です。
本来の名前は「ヘレボルス」。
たくさんあるヘレボルスという原種の一種 ニゲルが「クリスマスローズ」の語源とされています。
その「ヘレボルス・ニゲル」がクリスマスの時期にバラ(=ローズ)を連想させる美しい花を咲かせることから「クリスマスローズ」の名が付けられたそうです。

つまり、「ニゲル」という種類だけが本来のクリスマスローズであるということを今回 私も初めて知りました。
そして、その名の良さから、日本ではニゲルの他にもヘルボルス全体の名前として多くの品種を「クリスマスローズ」と呼んでいます。

このため、現在お店でよく見かける多様な色や形をもつクリスマスローズたちは、クリスマス時期を過ぎた1月から3月にかけて見頃を迎える品種が多くあります。
クリスマスローズの魅力

①花が驚くほど長持ち!
クリスマスローズの大きな魅力の一つは、比較的長い期間楽しめること。
その秘密は、「花びら」に見える部分に隠されています。
実は、あの美しく色づいた部分は、私たちが「花びら」と呼ぶものではなく、「ガク(萼片)」なんです!
本来の花びらは、ガクの中心部にある、蜜を出すための小さな蜜腺に変化しています。
ガクは花びらと比べて厚みがあり、しっかりとしているため、散りにくく、長く美しい姿を保つことができるんです。
だからこそ、冬の寒い時期から春にかけて、長く私達の目を楽しませてくれるんですね。

花が少ない時期だからこそ長く楽しめるのは嬉しい♡
②下向きに凛と咲く姿

クリスマスローズは、冬の寒さの中でひっそりと花を咲かせます。
そして、多くは下向き加減に花を咲かせます。
その俯き加減に花を咲かせ、控えめでありながらも厳しい冬の中でも凛とした存在感に魅力を感じる方も多いのではないでしょうか^ ^

先日のレッスンでもこの俯き加減を活かしてアレンジを楽しみました。
③多彩な色と種類の豊富さ

調べてみたところ、日本で手に入るクリスマスローズの数は、原種が約20〜25種。
そこから品種改良された「園芸品種は数え切れないほど(数千〜万単位)」存在するそうです。
また、日本は世界でも有数のクリスマスローズ熱が高い国で、プロの生産者から個人までが独自の交配を行っているため、種類は無限に近い状況なのだとか。
日本で人気の理由をさらに深掘りしてみると、
・冬の極寒期に長く楽しめる
・日陰・寒さに強く、日本の住環境に合う
・俯き加減に咲く姿に美学を感じる
・種から育てると親と違う花が咲くという性質に魅力を感じる
などがありました。

本当にその通りだなと、人気の理由に私も同感でした。
アーティフィシャルの魅力

私がお教室や作品作りで使用するアーティフィシャルフラワーにも、素敵なクリスマスローズがたくさんあります。
今回のレッスンでも、その瑞々しく本物のような質感に、皆様とても驚かれていました!
アーティフィシャルフラワーは高品質な造花ですので、季節を問わず、水やりなしでその美しい姿を長く楽しめるのが大きな魅力。
メーカーによって色や形も様々ですので、自分だけのお気に入りを見つけるのも楽しいですよ。

生花には生花の、アーティフィシャルにはアーティフィシャルの良さがあります。
今の季節にぴったりの「クリスマスローズ」。
ぜひインテリアに取り入れてみてはいかがでしょうか^ ^



