白い彼岸花があるって本当?珍しいとされるワケや赤い彼岸花との違い

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前回のブログでは、彼岸花の不思議な生態や花の特徴をお伝えいたしました。

今回は、その第二弾!

彼岸花の色にスポットを当て、珍しいとされる白い彼岸花について、その理由や赤い彼岸花との違いなどをお伝えします。

白い彼岸花は珍しい?

彼岸花といえば赤い色!というように、一般的には赤い花のイメージが強いと思います。

ですが、白い彼岸花があることを知っていますか?

白い彼岸花、あるんです!

何年か前から、我が家では、赤い色とは別に白い彼岸花が咲くようになりました。

赤い彼岸花は、そのなんとも言えない綺麗な赤色が魅力的ですよね。

とっても鮮やかで、目を奪われます。

そして、白い彼岸花はその場の景色をパーッと明るくします。

目を惹くので、「珍しいね」と声をかけられることも。

その言葉を何度か聞くうちに、

白い彼岸花って珍しいのかな?

と思い、友人やインスタグラムを通じて何人かの方にお聞きしてみました。

いろいろ調べ始めると、珍しいと言われる理由が少しずつ分かってきたんです。

白い彼岸花はどこで咲くの?

白い彼岸花について調べていくと、まず分かったことが、白い彼岸花が咲いている地域のことです。

白い彼岸花は、主に九州に自生しているそうです。

九州では群生して咲いていることもあるそうですが、私の住む新潟近隣で白い彼岸花を見かけるのは珍しいことがわかりました。

私が伺った方の中では、約7割の方は白い彼岸花を初めて知ったとお答えいただき、約3割の方はご存知でした。

ご存知だった方に伺うと、いずれも中国・四国地方で見たことがある、あるいは咲いているとのお返事。

やはり、主に九州に自生しているということからもお近くだったことに納得でした。

ちなみに、彼岸花はもともと中国から渡来して、日本で咲くようになったそうですよ。

新潟の我が家にあるのはなぜ?

主に九州で自生している白い彼岸花がなぜ新潟の我が家にも咲いているのか?

種で増えることはない彼岸花

球根でしか増えないはずなのに・・・

さっそく家族リサーチをした結果、こんなことが分かりました↓

両親が九州旅行で鹿児島に行った際、珍しいからと球根を買ってきたんだそうです。

「初めて知ったよ〜」と驚きましたが、九州に自生していることを知った後に分かったので、妙に納得し、珍しがられる理由が判明したのでした^ ^

白い彼岸花と赤い彼岸花のココが違う

その1 種類の違い

大きな違いの一つは、赤い彼岸花は原種なのに対して、白い彼岸花は交配種だということ。

白い彼岸花は、赤い彼岸花と黄色い彼岸花のショウキズイセンを交配してできたものと言われています。

えっ!?黄色い彼岸花もあるの?と思ったのは私だけではないはずと思い、調べたらありました!

この黄色と赤色を交配すると白色になるとは驚きです。

その2 繁殖力の違い

もう一つの違いは、白い彼岸花は赤い彼岸花と比べると繁殖力が弱いということです。

赤い彼岸花はとても強いためどんどん増える。

白色は弱くて数も少ないので、めったに見れない。

この違いからも、白い彼岸花が珍しいと言われる理由が分かりました。

まとめ

いかがでしたか?

ぜひみなさんも白い彼岸花を探してみてはいかがでしょうか。

全国には彼岸花の名所がたくさんあるようです。

その中の神奈川県の常泉寺さんでは、毎年 白い彼岸花が観られるそうですよ。

よろしければ合わせてご覧くださいね。

常泉寺
常泉寺の境内には一年中四季折々の花が咲き、春のミツマタと秋の白い彼岸花が特に有名です。自然に囲まれた、とても静かなエリアです。
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お読みいただき、ありがとうございました。

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