昨年の11月から12月にかけて、2つの大切な節目への贈り物をオーダーいただきました。
どちらのご依頼も、贈る方から贈られる方への深い愛情と敬意に溢れていて、制作させていただきながら私自身の心もふんわりと温かくなるのを感じました。
今回は、その素敵なエピソードと作品をご紹介させてください。

感謝と応援のバックリース

一つ目は、上越の地を離れ、新しい生活をスタートされる同期の方への贈り物です。
「頼れるお姉さんのような存在」というお相手をイメージし、いくつかご提案したアレンジの中からお選びいただいたのはバックリース。
ご依頼主様からは、お相手のイメージカラーとして「パープル、水色、ブルー系」と伺っていましたが、お打ち合わせの中でこんな優しい言葉を添えてくださいました。
とてもお優しい方なので、その中に少し温かみのある色が入るといいな……
お相手の性格までを深く想い、贈り物を選ばれる時間。
その時間は、お相手のことを想う「穏やかで優しい時間」なのだと、改めて教えていただいたような気がします。

昨年12月に無事にお渡しできたそうで、後日「大変喜んでおられました。新居に生涯飾ってくださるそうです」という、この上ないほどの幸せなメッセージをいただきました。
ご退職祝いのフレームアレンジ

もう一つは、長年のお仕事を終えられたご年配の方への退職祝いです。
還暦を過ぎてからも20年近く歩み続けてこられた、そのご功労への尊敬と、これからの健やかな毎日への願いを込めて制作いたしました。
お祝いにふさわしい胡蝶蘭を主役にし、紅白の「お祝いカラー」で仕上げた和風テイストのフレームアレンジです。

昨年末、ご家族が集まるお祝いの席で手渡された際、驚きとともに大変感激してくださったとのこと。
長年の「お疲れ様」と、これからの「楽しみ」が共存するような、華やかで力強いアレンジになりました。
贈り物選びは相手を想う時間

お引越しとご退職。
どちらも人生において大きな節目ですが、そこにお花を添えたいと思ってくださる優しさに触れ、贈り主様の想い、そしてその先にある笑顔に寄り添うアレンジを作成させていただきました。
「何を贈ろうかな?」と考える時間は、そのまま「相手を大切に想う時間」です。
その素敵な「時間」を形にするお手伝いができ、私も幸せでした。
オーダーいただいた皆様、素敵な機会を本当にありがとうございました。

