11月に入り、いよいよクリスマス前のホリデーシーズンに突入しましたね。
今回は、クリスマスの作品作りにも便利なグルーガンの種類や特徴などをお伝えします。
これから新しく購入を考えている方のお役に立てたら嬉しいです。
グルーガンとは
グルーガンとは、グルー(接着剤)+ガン(銃)の名の通り、樹脂性の接着剤を熱で溶かして使用する道具で、一般的にピストルのような形をしています。
造花のフラワーアレンジでは、素早く花材を接着したい時やワイヤーで固定することが難しい部分に使用します。
アレンジの仕上げとして、後からお花を付け足したり、花材自体の補強にもとっても便利です。
私もフラワーアレンジ始めてグルーガンを使用するようになり、その便利さを感じています。
特にクリスマス前のこの時期は、木の実を使ったクリスマスツリーやリース、オーナメント作りにグルーガンが重宝するんです^ ^
グルーガンの特徴
グルーガンの特徴として以下のものがあります。
・熱を使用し、接着する
・接着剤の固まる時間が早い
・強度を求めない接着におすすめ
グルーガンは、数分で接着部分が固まり、固定することができます。
物を接着するという用途で似ているものにボンド(木工用接着剤)がありますよね。
この2つの大きな違いは、熱を使用するかどうかということと、強度の違いです。
重さのあるものを接着する場合は強度があるボンドがおすすめですが、造花のフラワーアレンジメントやアクセサリーなどのハンドメイドや手芸、工作といった細かなもの、比較的軽いものを接着する用途では、グルーガンがとても使いやすく、便利です。
接着できるもの・できないもの
グルーガンはいろいろな素材に使用することが可能ですが、表面がツルツルしていてザラつきが少ないものには接着しにくい特徴があります。
紙、布、フェルト、革、木材、発泡スチロール
ガラス・プラスチック・タイル・陶器
グルーガン購入時のポイント
グルーガンといっても実はいろいろな種類があるんです。
どんなものを購入したらいいのか、購入時のポイントを紹介していきます。
温度の違い
グルーガンには、高温タイプと低温タイプがあります。
高温タイプ・・・約160℃〜180℃の高温でグルースティックを溶かします。スティックが溶けやすいため接着力が高く、強度が必要な箇所におすすめ。ただし、接着する素材が熱に弱い場合は使用できないので注意が必要。フラワーアレンジメントでは、茎の細い花材やドライフラワーなどでは溶けやすいことがある。
低温タイプ・・・約120℃〜130℃の低温でグルースティックを溶かします。熱に弱い素材にも使えるので使用できる範囲が広い。造花のフラワーアレンジやハンドメイドでの使用においては細かく、繊細なものも多く使用するため、低温のものがよく使われる。また、安全面からもグルーガンデビューには、低温タイプがおすすめ。
※どちらも使用の際にはヤケドに注意が必要です。
形の違い
グルーガンの多くはピストル型が一般的ですが、リサーチしてみるとペンタイプのものや四角いタイプのグルーガンも。
また、グルーが出てくる先端の形状が細いものや長いものもあります。
ちょっとした形の違いですが、その違いが使いやすさの違いでもあります。
余熱時間の違い
グルーガンは、先端のノズルでグルースティックを熱して使用しますが、その余熱にかかる時間は1分〜3分程度と製品によって様々です。
余熱完了までの時間が短いほど、すぐに作業に取り掛かれるため効率が良いですし、ノンストレスですよね。
グルーガン選びに迷った時には、余熱にかかる時間も視野に入れてみてくださいね!
コードの有無
私が現在使用しているグルーガンは低温、高温タイプ共にコードがあるものです。
ですが、グルーガンにコードレスタイプがあると知り、早速調べてみました。
コードレスタイプには、充電式と乾電池式の2つがありました。
確かに、コード有タイプはコンセントの差し口を探して作業台を移動したり、コードの取り回しがうまくいかないことなどがあります。
その点、コードレスならどこでも使えて扱いやすい。
また、電源がない屋外でのワークショップなどにも使用できるメリットを感じました。
ただ、やはりコードを繋いでいる場合と違い、使用可能時間が限られてしまうのがデメリットとしてあります。
製品によって、使用可能な時間は変わってくるので、購入前に確認が必要です。
コードありの場合は、ある程度の長さがある方がおすすめ。
具体的には1.5メートルくらいは欲しいですね。
短いコードは、作業範囲が限られてしまったり、扱いに制限が出やすいので要注意です。
意外と見落としがちですが、コードありを選ぶならぜひ長さをチェックしてみてください^ ^
まとめ
グルーガンは、100円ショップや手芸店、ホームセンター、ネットショップなどで購入ができます。
お値段は200円台〜3,000円前後。
100円ショップのものは、安価で手に入れやすい反面、液ダレしやすかったりグルー量の調節が難しいなどの声がありました。
作品を綺麗に仕上げるには、道具選びも大切!
個人的には、初期投資が多少かかったとしても、ご自身の用途に合わせたものを吟味して選ばれるといいなと思います。
その際は、今回ご紹介したポイントが少しでもお役に立てれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。