先日、球根花が人気という話題を耳にしました。
球根花の多くは、土植えと水耕栽培ができます。
その水耕栽培で育てる球根花が今 人気なんだとか。
その理由には、グラスや空瓶、お皿など身近なものを使用し、省スペースで水のみで育てられることや切花とまた違った雰囲気で楽しめるオシャレ感などが挙げられていました。
今度お花屋さんで根や芽が出ている水耕栽培用の球根に出会えたら、私も育ててみたいと思ってるんです^ ^


ガラス製の容器だと、伸びる根の様子が楽しめそうですね!
前置きが長くなりましたが、春を彩るお花には、球根花が多いように思います。

チューリップやクロッカス、ヒヤシンス、スイセン、アネモネ、ラナンキュラスなど。
そしてムスカリも春の球根花の1つです。
今回は、球根花の中でもムスカリに注目し、さらに私が一目惚れしたアーティフィシャルフラワーのムスカリについてお伝えします。

ムスカリってこんな花

ムスカリは鮮やかな青紫色の花です。
丸い壺を逆さまにしたような小花が、ブドウのように密集して咲きます。
ムスカリの魅力

その1:特徴的な花の形
ムスカリのスッとした花姿は他の春のお花の中でもさりげなく目を引きます。
変な表現かもしれませんが、本当にさり気ない感じだけれど、存在感があるお花だなあと私は感じます。
ムスカリは、アレンジメントや寄せ植えでも組み合わせやすく、それぞれのお花の良さが引き立つんです。
その2:育てやすさ
我が家にも地植えのムスカリがあります。
ムスカリは寒さにも暑さにも強く育てやすいお花。
難しい手入れはなく、雪国でもそのまま冬を越し、春になると自然と顔を出してくれます。

日当たりと水はけが良い場所、状態がベストです!
そして、ムスカリは分球(球根が分かれて増えること)で年々増えていきます。
群生して咲くようになるので、今年も今から楽しみなんです。
我が家のムスカリは青紫色なので、綺麗なブルーの絨毯が年々広がっています。
その3:映える花の色

春の明るい花の中で特に青紫色のムスカリは、とてもよく映えます。
花の色とムスカリの特徴ある花姿が、他の春のお花と一緒に咲くことで、よりその魅力を感じられます。

色は、青紫色の他に白やピンク、水色などがありますよ。
球根だけど種が取れる

先ほど、ムスカリは分球で増えていくとお伝えしましたが、実は、ムスカリは種も採れるんです。
ムスカリの群生には分球の要素が多いですが、こぼれ種によっても増えているんです。
時々、群生地とは別のところで発芽することがありますが、おそらくそれは種が自然と運ばれたからだと思います。
ただ、種から発芽しても、花が咲くのは2〜3年ほどかかるそうです。
印象に残ったアーティフィシャルフラワーのムスカリ

ムスカリは春のお花の中でも好きな花の1つですが、そのムスカリがアーティフィシャルフラワーにもあると知ったのは、私がまだお花の資格を取得する前でした。
当時はアーティフィシャルフラワーに興味を持ち始めた頃で、私の好きなテイストでアレンジを作られている先生とのレッスンがきっかけでした。
自分の気に入ったアレンジを何種類かリクエストし、レッスンしていただいたのですが、その一つにムスカリが入ったアレンジが目に止まりました。
“かわいい♡”
“このアレンジを私も作りたい”
まさかアーティフィシャルフラワーにムスカリがあることを知らなかった私は、とても嬉しい衝撃でした。
そして、レッスンでアーティフィシャルフラワーのムスカリを手にした時は、とても感激したことを覚えています。
“色や形、茎のラインなど、本当に本物みたい”
作品完成後はアレンジの中で顔をのぞかせるムスカリに、ますます惹かれ、その思いは今も変わらずです。
アーティフィシャルのムスカリを花あそびレッスンで

さて、来月に5月の花あそびレッスンをご案内予定です。
5月は私が一目惚れしたアーティフィシャルフラワーのムスカリを使ったアレンジを考えています。
以前、私のココロが踊ったように、多くの方にアーティフィシャルのムスカリを使ったアレンジをお楽しみいただけたらと思います。
詳しいご案内はまた改めてさせていただきますが、少しだけレッスン作品をお見せしちゃいますね^ ^

花の形や先端にかけての花色の変化、より自然にアレンジしやすいワイヤー入りの茎。
他にもおすすめしたい要素があります!
ぜひ、楽しみにしていただけたら嬉しいです。
まとめ

今回は、春の球根花の一つ、ムスカリについてお伝えしました。
まだアーティフィシャルのムスカリを見たことがない方へ、ぜひ手に取って触れ、見たり、一緒にアレンジを楽しんだりできたら嬉しいです。
みなさんは春の球根花でどのお花が好きですか?
たくさんの球根花が咲く春が待ち遠しいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。