使用予定の花器が廃盤に。予期せぬ事態が好転した1月のレッスン

レッスンレポート

2025年 最初のレッスンは青いバラをメインにした『フローズンウィンターアレンジ』でした。

今回のレッスンでは、当初予定していた花器が廃盤となってしまい、なんとご案内時から代替え品での対応をお伝えするという事態に。

今回は日頃レッスンサンプルを作り、募集、そしてレッスンという流れの裏側をお伝えしながら、廃盤が転機となったレッスンの様子と生徒様のご感想をお伝えします。

ショック!レッスン用の花器が廃盤になっちゃった

レッスンの作品検討から制作、ご案内までの道のり

1月の花あそびレッスンの作品を考えていたのは、実は夏の終わり頃から。

レッスン日のスケージュールを皆様に早めにお伝えできるよう、2ヶ月前を目安にレッスンのご案内を差し上げられるように準備をしています。

1月のレッスンですので、11月には作品はもちろん、レッスンの詳細をホームページや公式LINE、Instagramなどでお知らせできるよう、会場手配やもろもろ準備を完了するスケジュールになります。

実際の季節と比べると、かなり先取りでレッスン計画。

そんな中、花あそびレッスンの初回が始まったのが10月。

この頃には1月のサンプル作品を作り終えていました。

冬の宝物をイメージして作った作品。

当初の花器はレース調で約30センチほどの長さがあり、作品のイメージとしてもサイズ感としても気に入っていました。

使用予定の花器が廃盤に

レッスン日まで まだ日にちがありましたが、在庫が数十個となっていたので時々在庫確認をしていました。

ある時、在庫確認をしたところ在庫はゼロ

慌てて色々な店舗在庫を調べました。

どこも品切れ。

同じものを探すために、他の花材店に在庫があるか調べたり、お花仲間である先輩先生にお聞きしてみたりしましたが、ありません。

取扱のある花材店によってはメーカー在庫を調べてくれるところがあるとお聞きし、電話をすると・・

結果は廃盤商品とのこと。

在庫切れではなく、廃盤!

もうこれは、仕方がないと諦めがつきました。

花器や花材の在庫切れや廃盤という事態はよくあるということをこれまで聞いていましたが、いざ使用したいと思った時に、そのような事態になると、やっぱり焦ってしまいました。

でも、そうと分かったら代わりになる花器を探さなくてはなりません。

作品のイメージに合うような、そして、雰囲気が大きく変わらずに良いものはないかという思いでした。

廃盤となったからこそ生まれた新しい組み合わせ

カタログを見たり、花材店で探したりして見つけたのは、陶器の花器。

凹凸のある感じで模様が入り、大きさも当初予定していたものと大体同じサイズ感。

よし、これにしようと、カタログで確認し、店舗でも実際に商品を手に取ってみて代替え品となる花器を決定しました。

もちろん、これも在庫がなくなってしまっては困るので、そこはしっかり確認。

在庫切れの心配もなさそうで、イメージに合うものが選べてホッとしました。

あとは生徒様が喜んでくださるかどうか・・。

レッスン募集のご案内では“花器が廃盤となったため、陶器の素敵な花器をご用意します”と掲載いたしました。

レッスン参加の生徒様のお声

陶器の花器 気に入りました

レッスンでは、生徒様に改めて花器の変更と代替え品の紹介をいたしました。

生徒様は「この花器、素敵です!気に入りました。」とおっしゃってくださり、一安心。

「よかった」とホッとしましたが、実際のところのお気持ちを生徒様にお聞きしてみました。

くみこ
くみこ

今回、ご案内のときに花器の変更をお伝えしていましたが、どんなものになるのかご不安等ありませんでしたか?

生徒様
生徒様

陶器のものになることをお知らせいただいていたので、楽しみにしてきました。
こっち(サンプルで使用していた花器)も素敵だけれど、陶器でこの模様の感じが気に入りました。陶器の方が好みです。

改めて生徒様のお気持ちをお聞きし、よかったと思えた瞬間でした。

廃盤というピンチが好転し、生徒様に喜んでいただけたことがとても嬉しかったす。

青いバラは神秘的

今回のレッスンのメインは青いバラ。

アーティフィシャルフラワーのバラを3種類使用しました。

実際に手に取られた生徒様は、「神秘的で綺麗」と。

私も青いバラにはどこか不思議な魅力を感じていて、確かに神秘的だなと生徒様のお声に共感でした。

そして今回はメインのお花だけでなく、仕上げの材料にもこだわりました。

キラキラのビジューやプラチナカラーのかすみ草で仕上げ、とっても素敵な生徒様の作品が誕生しました!

自然界に存在しないとされていた青いバラ。

それを日本の企業が開発に成功し、花言葉が「夢かなう」「奇跡」「神の祝福」と変化した誕生秘話をお話しすると、

生徒様
生徒様

青いバラの花言葉を聞いて、また好きになりました!

と出来上がった作品を見ておっしゃられていました。

色々なお話をしながら手を動かし、今回も素敵な作品ができました。

フラワーアレンジメントで楽しむ冬。

まだもう少し冬は続きますが、出来上がったアレンジを飾っていただき、お花やアレンジを楽しんでいただけたら嬉しいです。

花器の廃盤からお客様がより気に入ってくださった作品が仕上がり、私にとって忘れられないレッスン作品となりました。

ご参加いただき、ありがとうございました。

また来月もお待ちしておりますね。

花あそびレッスンの詳細はこちらからご覧いただけます↓

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