アレンジ前の準備が大切!飾る場所に合わせた生徒様のオリジナル作品

新潟県,上越市,フラワーアレンジメント教室,造花,アーティフィシャルフラワー,アーティフィシャルフラワー教室,ペンタスモア レッスンレポート

2月花あそびレッスンを開催しました。

今回は、ミモザやラナンキュラス、スイトピーを使用した春スワッグ。

ボリューム満点のレッスンのご様子をお届けします。

アレンジにおける準備のポイントやグルーガンの使い方を一緒にご紹介しますので、よろしければご覧くださいね。

お花を見た第一声は「わぁ〜♡」

今回ご参加いただいたお2人とも、用意した花材を見ると「わぁ〜♡」とのお声。

くみこ
くみこ

レッスン前からワクワク喜んでいただけているようで嬉しい^ ^

「大好きなミモザで作るのが楽しみです」

「どのお花も素敵〜」

「こんなにたくさんのお花を使わせてもらっていいの?」

レッスン前からお二人の自然なお声が嬉しく、早速レッスンを開始いたしました。

お花の下準備はやっぱり大切

今回のスワッグは、持ち手が見えないタイプのデザイン。

これは、2つの花束を組み合わせて作っているんです。

レッスンでは、はじめに花束を作りやすくするための下準備を行いました。

アレンジの前の下準備は細かなことがありますが、この準備がアレンジのしやすさにつながります。

花材を分ける

下準備の1つ目は、花材を切り分けること。

実際に花材を見て触れながらそのまま使用できるもの、使えるように準備が必要なものを見極めていきます。

枝分かれしているお花をそれぞれ切り分け、束ねやすくするために持ち手より下になる葉や花の部分をカット。

カットした小さなパーツは最終的にアレンジを整えるための補正用になります。

どうしてここを切るのか、切ることでどうなるのかということをお伝えし、準備を進めました。

茎の長さが足りない時の対処法

花束にするためには、握って束ねられる程度の茎の長さが必要です。

今回の花材の中で1種類だけ茎の長さが足りない花材がありました。

そこで、レッスンでは長さの足りない茎を長くする方法の1つをお伝えしました。

今回は、ワイヤーで茎部分を作り、長さを出す方法です。

ワイヤー以外にも、アーティフィシャルの茎を付け足すやり方がありますが、今回のアレンジは、茎が見えないアレンジで できるだけ束ねた茎をすっきりとスマートにする必要があったので、この方法をお伝えしました。

くみこ
くみこ

茎を付け足してアレンジができることは、丈夫な造花 アーティフィシャルの良さですね!

花束の作りやすさと綺麗に見せるコツ

種類ごとに分ける

丁寧に下準備をした後、花束を作りました。

花材をあらかじめ二つに分け、さらに種類ごとに分けて並べておくことで どの花材がどのくらいあるのか把握しやすくなります。

こんな些細なことかもしれませんが、作業のしやすさには案外大事なことなんです^ ^

スワッグの束ね方

花の束ね方にもポイントがあります。

まずは茎がしっかりとしたものを軸に3本並行に持ち、そこに花材を足していきます。

左側に入れたいものは上から、右側に入れたいものは束の後ろ側から斜めに入れるようにして束ねていきます。

先端は細く、小さめのお花を入れていきながら手前(持ち手側)になるほど大きなお花がくるよう、お伝えしました。

そしてもう一つのスワッグ作りで意識したいのは形です。

スワッグは先端が細くなるように束ねると素敵になります。

スワッグの先となる部分がホウキのように横に広がるような形ではなく、意識したのは逆三角形

レッスンでは、束ね方を1度お見せし、その後は実際に取り組む中でお声がけしながらお作りいただきました。

こうかな?こっちの方がいいかな?とイメージを膨らませながら思い思いに花材を束ねられていくお二人。

何度か取り組む中でご自身のイメージに近い束ね方ができましたよ。

グルーガンを使う時のポイントは?

スワッグ作りの仕上げは、はじめに切り分けておいた花材を使って全体を整えました。

そこで使用したのがグルーガンです。

グルーガンは、樹脂製の接着剤を熱で溶かして使用する道具です。

接着剤にはボンドもありますが、グルーガンは接着にかかる時間がボンドに比べてとても短く、すぐに接着したい場合にとても便利なものです。

ご参加いただいたうちのお一人はグルーガンを初めて使用されるとのことで、使い方や注意することなどをお伝えしました。

道具をうまく使えると作品の仕上がりが綺麗になります。

グルーが糸のように後引きしてしまったまま接着しようとすると他の花材にもくっついてしまうので、そうならないように“止めて 引き上げ くるくる回す”を実践していただきました^ ^

レッスン室の楽屋では、メイクスペースにそれぞれコンセントがあるので、メイク台で最後のアレンジの仕上げです。

飾りたい場所に合わせたオリジナルアレンジ

ふわふわでボリューム感のある春のスワッグが完成し、お二人ともとっても喜んでくださいました。

それぞれご家庭で飾りたい場所に合わせて仕上がりの形を決め、とっても素敵なオリジナル作品ができました。

スワッグを横長に飾れるようにアレンジしたK様。

玄関先の正面にある飾り棚に飾られたいとのことでした。

そして、もうお一人のS様は、ドア脇に飾れるように縦長にアレンジ。

同じ花材でもそれぞれの用途に合わせてオリジナル感あふれる作品が仕上がり、私もアレンジの楽しさを感じさせていただきました。

お二人からいただいた ご感想です。

花束をバランスよく繋ぎ合わせるのが難しかったですが、春らしいアレンジができてとても嬉しいです。綺麗に飾って楽しませていただきます!

ミモザが大好きなのでこのアレンジを見た時、作って家で飾りたいと思いました。

ラナンキュラスは鉢植えで育てたことがあるけど、すぐに花が下に向いてしまったり、蕾が綺麗に開かずに終わってしまったりした経験があります。アーティフィシャルフラワーなら茎が折れることがなく、綺麗に花が開いた状態を長く楽しめるので、とっても嬉しいです。

春らしい明るい色のお花で、気分が明るくなりました。

家に帰って飾るのがとても楽しみです。

とたくさんのご感想をいただきました。

まだまだ外は寒いですが、春を先取りするお花と春色カラーのアレンジにぜひ、癒され楽しんでいただけたら嬉しいです。

雪が降り、足元の悪い中、レッスンにお越しいただき ありがとうございました。

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