ワイヤーの種類(太さ)ってたくさんあるの?生徒様からのご質問①

レッスンレポート

今回は、体験レッスンご受講中に生徒様からいただいた質問にお答えします。

今日は質問ワイヤーの種類について。

アーティフィシャルフラワーアレンジメントを始めたばかりの方は、きっと同じような質問をお持ちになるのではないでしょうか。

ぜひ、お読みいただき、同じような疑問をお持ちの方にもお届けできたら嬉しいです。

この日 受講いただいたのは、日頃からハンドメイドで作品作りをされていらっしゃるS様です。

アーティフィシャルフラワー(造花)アレンジに必要な花材の下準備

アーティフィシャルフラワー(造花)アレンジメントの多くは、花材の下準備が必要です。

下準備というのは、ワイヤリングテーピングという作業のこと。

具体的には、

・アレンジしやすくするために、花材にワイヤーをかけて茎を補強したり、ワイヤーを人工の茎として挿せる状態にすること(=ワイヤリング

・下処理でワイヤーをかけた部分にフローラルテープを巻き、ワイヤー部分を目立たなくすること(=テーピング

を指します。

体験レッスンでは、8割の花材において下準備が済んだ状態でご用意しています。

残りの2割は、下準備を体験の一つとして楽しんでいただきたいという思いから花材を分けてセッティング。

今回の体験レッスンでも、ワイヤリングとテーピングをS様に行っていただきました。

【質問】フラワーアレンジメントで使用するワイヤーの種類ってどのくらいあるの?

実際にワイヤリングをはじめられると、S様からこんなご質問をいただきました。

“このワイヤーって他にも太さがあるんですか?”

私も同じようにアレンジメントを習い始めた頃、ワイヤーの種類や選び方が分からずにいました。

ですので、S様が疑問に思われるのには納得。

同じように疑問に思われていた方、ここからが必見です!

ワイヤーの種類

アレンジメントに使用するワイヤーは大きく分けて次の2種類。

裸ワイヤー
 針金のようにワイヤーが剥き出しになったもの

地巻きワイヤー
 裸ワイヤーに予めフラワーテープが巻き付けられた状態のもの

用途によってこの2つを使い分けていきます。

体験レッスンでは、後者の地巻きワイヤーで下準備を行います。

なぜ、地巻きワイヤーを利用するかというと、アーティフィシャルフラワーなどの造花はプラスチックでできているため、予めテープが巻かれているワイヤーの方が、滑りにくいという理由からでなんです。

そして、先ほどのS様のご質問だったワイヤーの太さの違いについて、私はこんなことをお伝えいたしました。

花材の茎やお花の重さに合わせてワイヤーを選ぶこと

・ワイヤーの太さを表す番号は偶数番号で表され、番号が大きくなるほど細くなること

・アーティフィシャルフラワーアレンジでよく使われるのは、22番、24番、26番あたりだということ

すると、

「ワイヤーにもいろいろな種類があるんですね」とS様。

こんなお話をしながら作業を丁寧に進められ、花材の下準備を完成されました^ ^

ちなみに、ワイヤーの太さは14番から30番までです。

今回は、アーティフィシャルフラワー(造花)アレンジに使用するワイヤーの種類についてのご質問でした。

次回は、お花を挿す土台についてのご質問にお答えします。

フラワーアレンジメントに使われる“あの緑のスポンジ”

次回もきっと意外な発見がありますよ!

ぜひ、ご覧ください^ ^

今回ご参加くださった体験レッスンはこちらです↓↓

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