必見!アーティフィシャルフラワーを小さく作り直す便利な裏技とは?

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フラワーアレンジをしていると「このお花は好きだけど、アレンジしたいベースにはちょっと大きすぎる」「なかなか求めている大きさのお花が少ない」と思ったことはありませんか?

今回は、アーティフィシャルフラワーだからこそ叶う便利なアレンジテクニックをお伝えしちゃいます!

アレンジベースと花材の大きさバランス

少し、話が逸れますが、先日、もうすぐお誕生日を迎える方にプレゼントしたいとご相談をいただき、プレートリースを作成させていただきました。

プレートリースとは、プレートにリースがアレンジされたもので、壁掛けやイーゼルなのに立てかけて飾ることができるアレンジです。

別の名前で作成されているものもあるかもしれませんが、私はこんなふうに呼んでいます。

そのプレートリースを作る時に気をつけたことがあります。

左の大きめ花材を小さく作り直したもの

それは、使用する花材の大きさ

今回作成したプレートリースは一辺17㎝のプレート中央にリースをアレンジしたもの。

リース自体はそんなに大きなものではありませんでした。

そのため、使用する花材も大きな花材は必要なく、小さな花材が必要でした。

どのアレンジを作る時もそうですが、アレンジベースの大きさと そこにアレンジする花材の大きさのバランスを考えることが大切だと私は思っています。

小さめのアレンジの時は特にそう思います。

その理由は、ベースに対して大きい花材を使用した場合、インパクトはあるかもしれませんが、一気に空間が埋まりやすく、アレンジ全体としてみた場合に単調になりがちだと感じるからです。

ベースに対してメインが大きいとサブとなる別の花材もそれに合わせて選んでいくことになりますし、空間が少ないので、アレンジできる花材も限られてしまいます。

目安は、メイン花材、サブの花材が2種類以上、そして、リーフ類(アレンジにもよりますが)が入るくらいのイメージです。

今回も色味やお花は気に入っていたのですが、大きさは明らかに大きいものでした。

お花を小さく作り直すテクニック

そこで行ったのが、花材を小さく作り直すテクニックです。

これは、アーティフィシャルフラワーが造花という利点を活かした技法で、知っていると とても役立つ裏技です!

ちなみにこの方法ができる花材は、花びらが何枚も重なっているような花材です。

カーネーション、ラナンキュラス、ダリア など

紫陽花、ゆり、蘭、コスモス 、ジャスミン など

1 ガクを外す

まず初めに、ガクを外します。

造花なので、茎が折れてしまったり、額の一部が欠けてしまうなんてことも気にせず扱うことができます。

2 好みの大きさになるまで花びらを外す

次に、重なっている花びらを外します。

好みの大きさになるまで丁寧に花びらを外していきます。

花びらをふんわりとさせ、花の丸みをより リアルにするためのパーツがあることに気が付きます。

くみこ
くみこ

アーティフィシャルフラワーの造りを知ることができるはずです!

3 ガクを小さくなった花材に戻す

花材が好みの大きさまで小さくなったら、はじめに外したガクを元のように取り付けます。

こうすると、まるで初めから小さいサイズの花材だったかのように花材のサイズを変えることできます。

4 外した花びらで花材を作る

最後に、外した花びらでどう素材の花材を作ることができます。

花びらを数枚重ねて中央を束ねるように絞ります。

絞ったところにワイヤーをかければ、花材パーツの出来上がりです。

花材を無駄なく使える上に、同じ素材で作るので統一感も◎

ワイヤーをかける時のポイント

くみこ
くみこ

重ねた花びらにワイヤーをかけるときは、細めのワイヤー(#26、#28)がおすすめです。

太いワイヤーは硬く、茎のない花びらだけにワイヤーをかけることが難しいからです。

特に小さい花材にしようと選ぶお花は、もともと花の高さ=花びらの高さがそれほど高くないはずです。

茎がない上に花びらの高さがあまりない場合、ワイヤーが太すぎると巻きづらいのです。

まとめ

フラワーアレンジを楽しむ時、今回お伝えしたお花の大きさを小さくする方法を知っておくと、アレンジの幅がきっと広がります。

アレンジする時には、ベースとアレンジ花材のバランスを見極めることがポイントです!

もともとある花材が全てではなく、こんなふうにアーティフィシャルフラワーの構造を活かし、もっともっとアレンジを自由にお楽しみくださいね。

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